廃業予定だった実家の蔵元を継ぎ、改造計画を実施。出稼ぎだった杜氏を年間通じて働いてもらうよう雇用スタイルを変える。日本酒造りの時期以外の季節に職人の技術を活かすため、ドイツからマイスターを2年間呼び寄せて地ビールを開発し、「湘南ビール」を発売。またビール酵母を使ったパン作りや、酒造を改装した飲食店や地元アーティストの交流の場となるギャラリーを開くなど、地元のモノづくりの発信基地となっている。